抗がん剤とがん治療

抗がん剤治療って、今ではどんなものか、大体の雰囲気をつかんでいる方が多いのではないでしょうか。悪性腫瘍、いわゆる「がん」が発症した場合には、放射線治療と抗がん剤の投与を行うことは、ドラマや小説でも見られますよね。よくわからない方は、長沢まさみさん主演の大ヒット映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を見たことはないでしょうか。この映画の主人公は白血病ですが、白血病は「血液のがん」といわれており、現在でも不治の病といわれています。この白血病の治療にも抗がん剤が利用されています。
抗がん剤の役割は、がん細胞を消滅させることにあるのですが、一口にいえるほど単純なものではありません。また、必ず点滴で注射するわけではなく、経口で摂取することもあります。発症したがんの種類や程度によって、まず「抗がん剤」を利用するかどうかを決定し、その後どのような種類の薬を利用するかを決定します。なので、がんになったからといって必ずしも抗がん剤が必要、ということではありません。また、抗がん剤が効きやすい種類と効きにくい種類があるようです。乳がんや精巣腫瘍などは比較的効果が見られるようですが、大腸がんは効果が薄いことが多いようです。もちろん、進行が進んでリンパに達してしまっている場合には抗がん剤は必須になる可能性が高いですね。軽度であっても放射線治療は行うことが多いようです。
抗がん剤の種類として、乳がんや肺がんの場合にはシクロホスファミドやテスパミン、精巣腫瘍ではエトポシド、ラステット、パラプラチンなどが利用されており、医師の判断によって処方されます。

抗がん剤の副作用

体にできたがん細胞を駆逐するがん細胞は、とても強力な薬品です。そのため、健康な部分にまで影響を及ぼすのは必然といわざるを得ないでしょう。よく言われているのは髪の毛が抜けること。もし抗がん剤治療には帽子が必須です。そして吐き気。食欲がなくなっていきます。自分が抗がん剤を投与した時には、しばらくは口の中に鉛が溶けているような感覚になって、舌がしびれる感じで何を口に入れても味がしませんでした。そもそもいつも吐き気がしていて、あまり食べようという気がなかったですね。これを数週間ごとにクール単位で行うので、とてもつらかったですよ。

抗がん剤治療について

抗がん剤治療を行いました。僕の場合は精巣がん(セミノーマ)。抗がん剤のことと、副作用のこと。大腸がん、乳がん、肺がん、精巣腫瘍など病気の箇所や程度によって使用する薬の種類が違うこと、帽子が必要になることなどと、精巣がんでの体験をちょっとだけ。抗がん剤治療、放射線治療はとてもつらいものでした。家族や友人にもしがん患者がいたら、ちょっとでもいいから励ましてあげてください。つらい治療を乗り切る力になります。